いくら木枯らしが啼いたとしても。私はもう、戻らない。

「ミアはどこだ!」
竜皇の怒号が飛ぶ。
ずっと顧みることがなかった妃ミアが姿を消してから、彼の"竜返り"が止まらない。このままではいずれ理性を失い、竜身で都を滅ぼしてしまう。
だが。
「なに。番《つがい》とは魂を超えて結ばれている。たとえ転生したとしても、必ず我が手に戻るはず」
そう高を括っていた竜皇だが──。

酷い夫が捨てられるお話。ミアはいかにして、番《つがい》の絆を断ち切ったのか。

※第7回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品。キーワード「木枯らし」。1000文字の短編です。
※2025.12.10.[日間]ハイファンタジー1位ありがとうございます!!

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