ある日、ヘルミーナの婚約者であるベルント王太子殿下の様子がおかしくなった。
また同時期に、複数の男性にも同様の変化が起きたのだ。
学園の同級生フィリッパ・ツー・シュール子爵令嬢は、ベルントを始めとする複数の異性を侍らせ、彼らはそれがおかしな状況である事に気付けなくなっていた。
ベルントには「フィリッパに何かをすれば婚約破棄をする」と言われたが、明らかな元凶であるフィリッパを野放しにする事は出来ない。
こうして婚約破棄覚悟でヘルミーナは動き出した。
そしてある日。
「ヘルミーナ・レーヴェレンツ! 君に婚約破棄を言い渡す!」
ベルントはヘルミーナにそう言い渡し、彼女の悪事を告発する。
それを聞いたヘルミーナは驚いていた。
何故ならそれは「フィリッパと対峙する計画」の一部であり――
――一週間後に実行しようとしていたことなのだから。
つまり現在のヘルミーナは完全無罪。アリバイもしっかりあるのだ。
何故自分の計画がバレたのかはわからないが、これは好機だとヘルミーナは考えた。
そしてヘルミーナは、ベルントの隣にいたフィリッパの悪事を暴きだすのだった――!


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