笑って欲しいとは確かに言ったが、敵対者に嘲笑しろとは言ってません。

著者:千秋 颯

侯爵令嬢アシュリーは笑わない婚約者ウォルターが心から笑えるよう気遣い続けてきた。
その甲斐あって彼は天使のような笑顔を取り戻し、二人は良好な関係を築いていく。

彼の家――オルブライト公爵家は実力主義。
優秀な人物が後継者に選ばれるのが慣わしである。

そんな公爵家の、後継を発表するパーティーでのこと。
アシュリーは公爵家長男とその婚約者に冤罪をかけられる。

そこでアシュリーとウォルターは用意していたバッグを同時に開いてこう言った。

「「報告書です」」

これは虐げられてきた婚約者が自分を見くびった相手を笑い飛ばすまでの話である。

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