侯爵令嬢フローレンスは『浮気をされたら婚約破棄をする権利を有する』という契約の元、バーナビーと婚約を結んだ。
そして彼は学園で男爵令嬢に浮気をした。
勿論、このような男と婚約を続けるつもりは毛頭ない。
……そう思っていたのだが。
「お前との婚約を破棄する!」
何故かバーナビーから婚約破棄を突き付けて来た。
おまけに彼はありもしない虐めや浮気の罪を吹っ掛けてくる始末。
そちらがその気なら、教えてやろう。
フローレンスはそう思った。
貴族社会で生き残る為に必要なもの。そして……
――彼が決して持ち合わせていないものを。


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