戦場から夫の鎧が帰ってきました

著者:雲丹屋

私は夫の顔を覚えていない。
貴族同士のお家の事情で結婚した彼は、ろくに会う機会もないまま戦争に行ってしまい、終戦後、物言わぬ鎧となって帰ってきた。

「おかえりなさい……と言っていいのかしら」
 鎧を前に呆然とする私を老執事は諌めた。
「奥様、そんな事を言っている場合ですか! この場はこの爺に任せて、お下がりください。危険です」
「そう?」

ーー
出征時の|全身甲冑《フルプレートアーマー》姿の夫しか覚えていない奥様が、戦後の混乱期に片田舎の領地を守りつつ、愛する夫を取り戻すまでの異世界恋愛ハートフル(ときどき)コメディ。
……シリアスっぽく始まりますが主要キャラは概ねトンチキです。

水も滴る銀髪美少女わがまま勇者様の大暴れもあわせてお楽しみください。

「どうしろっていうのよ〜っ」
「どうしようもないですねぇ」

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