「カロリーネ――お前との婚約を破棄する!」
貧乏令嬢カロリーネはヨーゼフから婚約破棄を突き付けられた。
理由は貴族に相応しくない、泥臭い努力。
財の為に惨めに生きる彼女を受け付けられないという事だった。
だが、カロリーネとてこんな男はごめんである。
傲慢なだけで、教養もろくに積まずに生きている男。
「結構です。親のスネかじり男なんて」
精々慰謝料だけふんだくろう。
そう思ったカロリーネは挑発的な言葉と共に婚約破棄を受け入れる。
そうして独り身が決定したカロリーネだったが、会場を後にした先では何故か家の未来を憂いる公爵家嫡男のフィリベルトがいて――!?
この出会いが、カロリーネの人生を変えるものとなるのだった。


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