よくある聖女召喚

著者:埴輪庭

よくある聖女召喚。でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。この「聖女」は一体何者なのか。

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