前世、婚約者の歪んだ愛に囚われ、監禁され、心を壊されて死んだ。
「変わろうと、変わらまいと、君を愛し続ける」
その言葉に、最後の理性が折れた。
来世では、もう愛などいらない。
伯爵令嬢アナベルとして生まれ変わった彼女は、誰のものにもならずに生きると決めていた。
――だというのに。
学園で再会したのは、前世で彼女を追い詰めた男。
「イライザは死んだ。それでも、今世の君が好きだ」
拒み続ける女と、後悔と執着に縋る男。
さらに彼女を“守る存在”だと信じる幼馴染まで加わり、歪んだ関係は加速していく。


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