辺境育ちの少女エリシアは、教会の試験で「聖女の適性」を見出され、王都へ連れて行かれる。しかし華やかなはずの王都で待っていたのは、歓迎ではなく疑いと嫉妬、そして理不尽な断罪だった。
追放され故郷へ戻る旅路で、ただ一人味方になってくれた守護騎士ユリウスとともに、エリシアは荒れ果てた辺境の村に辿り着く。そこで彼女の力は、人を癒し、土地を潤し、希望を芽吹かせていく。
一方、王都では混乱が収まらず、やがて「辺境に奇跡がある」という噂が広まり始める。善意の救いは、果たして誰を救い、誰を変えてしまうのか――。
「真実」と「願い」がすれ違うとき、世界は思いもよらない形で動き出す。
※誤字報告大変ありがとうございました!


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