妹には無理だった

著者:百鬼清風

 王城の大広間で、公爵令嬢アーデルハイト・フォン・ロイトリンゲンは王太子ジークフリートから突然の婚約破棄を告げられる。理由は「横暴」「無礼」「立場を利用した悪行」。涙を装う妹イゾルデの証言で、アーデルハイトは婚約者から退くよう命じられた。
 翌日から城は目に見えない混乱に沈み、私の代わりに立ったイゾルデの自信は、失敗の連鎖で裏返っていく。そこへ隣国王フリードリヒが混乱の調査の為、来訪。噂ではなく事実だけを拾い、偽りの噂を崩し、真実を突き止める。
 王太子は立場を失い、妹は居場所を失う。名を汚された令嬢に差し出されたのは、正しく評価される新天地と、王のまっすぐな告白だった。

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