浮気は本能と言い訳できたとしても、そもそも人として終わってるので。

 婚約者のノルベルトは「浮気は男の本能」「甲斐性があると喜ぶべきだ」と主張したが、それはアーデルハイトが彼を許す理由にはならなかった。

 婚約は破棄されることになったが彼は余裕の表情を浮かべていた。しかしアーデルハイトは彼が後悔すると確信していた。

 なぜなら、彼は浮気性であり飽き性だ。

 そして女性を捨てるとき「アーデルハイトがそうしろと言った」と言い、その対処を押しつけていた。

 それができなくなり立ちゆかなくなり、「浮気はやめる」と言えば戻ってこられると思っている彼は滑稽でしかなかった。

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