前世の記憶がある『エスペランサ』には、やり遂げなければならない使命があった。
それは勇者たる幼なじみの少女『ティオ』が、魔神王に殺される運命を阻止すること。
そのためにエスペランサはあっちへこっちへ奔走した。
そして努力の果てに、ついにエスペランサは魔神王に勝利しつつティオが死なずに済む結末にたどり着く。
……だがそれは、エスペランサ自身の命と引き換えによるものであった。
悔いはない。そう思って眠りにつこうとしたその時――
エスペランサはティオの手により幼女の姿で蘇生され、3度目の生を受けることになる。
魔神王は倒され、ティオは生還し、エスペランサも蘇生されたとはいえ生きている。
これ以上のハッピーエンドが一体どこにあるというのか。
この時はただ、そう思っていた――


レビュー