裏帳簿を整理した掃除メイド、女嫌いな公爵に溺愛されるまで。

著者:藤井

掃除メイドのナタリーは、書類整理の腕前だけは誰にも負けない。ある日、公爵家の大掃除で訪れた執務室で、“マル秘・裏帳簿”と書かれた怪しすぎる古代語のノートを見つけてしまう。中身を見たい衝動を必死にこらえつつ、裏帳簿シリーズを番号順に美しく並べ替えた――その“うっかり”が、運命を動かした。
女嫌いで有名な公爵アーサーは、完璧に整理された書類と帳簿を見て驚愕する。古代語を理解できる者は限られている。ましてや掃除メイドが読めるはずがない……はずだった。

「古代語は好きか?」
「大好きです」
「ほう。私もだ。大好きなどと言う言葉では足りぬ」

女嫌いのはずの公爵が、なぜかナタリーにだけ距離が近い。静かな書房で交わされる古代語の議論は、やがて二人の心をそっと結びつけていく。

掃除メイドと女嫌い公爵の始まりの物語。カクヨムでも掲載中。

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