長男教の村に嫁いで3年、堪忍袋の緒が切れた

著者:雅せんす

「マリグレッド、紹介する。彼女はメアリーだ。俺はこの女を第二の妻とする」
 私の夫が、悪びれることもなく堂々と浮気相手を紹介した。
 腕の中の女性は、驚いた顔をしていたから夫が既婚者と知らなかったのかもしれない。
「旦那様、おめでとうございます。お喜び申し上げます」
 笑顔の裏で、私の堪忍袋の緒は切れ、錆びついた脳が高速回転始めた。
 これは、長男教の村に嫁いだ私が幸せを掴む物語。

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