何も気付いていなかったのですか? お可哀想に。

侯爵令嬢エリアーナは婚約者とその浮気相手によって冤罪を着せられ、挙句の果てには処刑の運命を辿ることとなる。
この時、幼馴染の公爵子息ファウストだけが、自分を頼って欲しいとエリアーナへ告げていたが、彼女は最後まで彼に助けを求めることが出来なかった。
それを悔やみながら断頭台で首を落とされた彼女だったが――

――目を覚ますと、婚約破棄の一ヶ月前まで時間が遡っていた。

今度こそ、ファウストを信じ切りたいと望んだエリアーナは彼に接触し、共に状況を打破する方法を考え出す。

そして迎えた婚約破棄の日。

「――何も気付いていなかったのですか? お可哀想に」

エリアーナは、コスタンツォ達に発言する隙を与えることなく、彼等の用意してきた主張を徹底的に潰し始めるのだった。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー