「この子はいらない」と言われた日、母は世界を変える決意をした

著者:星渡リン

出産直後、夫は赤子の肩に浮かぶ紋様を見て言った。
「この子はいらない」

迷信に縛られ、“印持ち”を不吉だと決めつける家。
けれど母セレナは、泣かずに赤子を抱きしめる。

「評判より、この子の命が先よ」

産後の体で屋敷を出て、辺境へ。
そこで明らかになるのは、その印が災いを呼ぶものではなく、揺れる魔力を落ち着かせる「守る印」だという事実だった。

王都から「保護」を名目に迫る手。
村を襲う魔力災害。
そして母は、“子を渡さない”ための条件を突きつける。

これは、子どもを守ると決めた母が、世界の常識を静かに折っていく物語。

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