私の【精霊眼】には不正が丸見えなので、淡々と事実陳列させていただきます。〜ザマァは得意ではないので、加減はわかりません〜

著者:茨木野

国内屈指の大商会「オルコット商会」の令嬢オーリンは、幼い頃から虚空を見つめてブツブツと独り言を言うため、「知恵遅れの木偶」と蔑まれてきた。
 しかし、彼女は「知恵遅れ」ではなかった。
 万物に宿る精霊が見え、彼らと会話ができる【精霊眼】の持ち主だったのだ。精霊たちの膨大な「井戸端会議」を聞くのに忙しく、人間の相手をしていなかっただけである。

 ある日、義妹に階段から突き落とされたショックで、オーリンは前世の「敏腕会計士」としての記憶を思い出す。
 そして理解した。自分が家族に搾取され、婚約者を奪われ、実家の商会の権利まで奪われそうになっていることを。

「オーリン! あいつら、裏帳簿作ってるよ!」
「婚約者の浮気現場、風の精霊が見てたって!」

 精霊たちが嬉々として持ってくる「絶対的な証拠」。
 覚醒したオーリンは、それらを武器に、自分を虐げてきた者たちへの「精算」を開始する。
「復讐? いいえ、これはただの『不良債権の処理』です」

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