伯爵令嬢ドロシアは父や義母妹から虐げられていた。
そんな中、彼女は義妹の『マルヴィナ』として特殊な体質から目を隠して生きていた公爵家嫡男ライオネルと接する事を命じられる。
彼の留学を機に二人は離れ離れとなったが……そんな彼は、ドロシアの通う学園へ編入する事に。
目を隠す必要がなくなった彼の美しい容姿に夢中になったマルヴィナは当然のようにドロシアと彼の関係を奪い、自分が幼い頃から共にいたマルヴィナであると主張する。
しかしライオネルはそんな彼女を振り払い、ドロシアの前に現れて――?
「ほら。やっぱり君だった」
そう言って笑った。
「今度は僕に……君を救わせて欲しい」
そう手を差し伸べてくれた彼との再会が、ドロシアの転機となり、マルヴィナの破滅の始まりとなるのだった。


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