3歳のレオンは、パサパサの焼き菓子を食べて、前世を思い出す。「取りたてトマトが食べたい」「もぎたてのトウモロコシが食べたい」と……。
「にわ、ほしい。つち、さわる」のお願いに、侯爵である父ヴィクトールは、6畳くらいの専用庭を与えました。
3歳息子が『泥遊び場』を欲しいのだろうと、レオンは『家庭菜園』のつもりで……。
小さな手足で、毎日トコトコポテポテと頑張るレオン。
庭師ブルーノ、料理長マルコ、料理見習いニコ、3人に手伝ってもらい菜園を作ります。
家族や使用人らの小さな困り事や気づいたことを、前世の記憶を頼りにレオンの作った専用庭は、季節ごとに変化して穏やかに解決していくのでした。
レオンはのほほんと、すごい事してる気もなくテクテクトコトコと、毎日やりたい事をしてできることをしてるだけ……。
そんなレオンを、皆は小さな賢者と囁いています。


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