追放された宮廷菓子師は、辺境の厨房で幸せを焼く

著者:歩人

「お前の菓子はもう不要だ」——宮廷菓子師の座を追われた伯爵令嬢リゼットは、
辺境の寒村に流れ着く。痩せた土地、乏しい食材、甘味を知らない人々。
それでも彼女の手は動く。木の実を砕き、蜜を煮詰め、この土地だけの菓子を焼く。

「なんだこれは。こんな味、知らない」
無愛想な辺境騎士が、彼女の焼き菓子に目を見開いた日——
小さな厨房から始まる、甘くてあたたかい逆転劇。

追放令嬢×辺境×お菓子×じれじれ恋愛。全42話完結。

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