前世は、誰も気づかない「雑用」で職場を支えていた総務職。
過労で倒れた私は、異世界の王宮で働く下働きの少女レティアに転生した。
ところがその国では、瘴気を祓う聖女フィリアに仕事が集中しすぎて、王宮も神殿も慢性的な大渋滞状態。
浄化や祈祷だけでなく、物資確認、面会調整、搬送許可まで全部「聖女様のご判断待ち」になっていたのだ。
このままでは、優しい聖女様が先に潰れる。
そう判断したレティアは、前世で鍛えた段取り力と整理力を武器に、書類の流れ、人の動き、責任の所在を次々に見直していく。
すると止まっていた現場が動き出し、やがて王宮中が気づいてしまう。
この国、聖女様の奇跡だけではなく、雑用係の采配でも回っていたのではないかと。
これは、派手な魔法のない少女が、仕組みで聖女と国を救うお仕事異世界ファンタジー。


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