絶対に死にたくない銀河皇帝庶子が戦艦を与えられたので給糧艦に改装したら、前線へ出ずっぱりにさせられた件。

著者:英 慈尊

 銀河帝国の庶子として生まれたイラコ・ジーゲルは、野心に満ち前線へ行く気満々な異母兄弟たちとは正反対の「絶対死にたくない派」な青年だった。
 そして、ついに始まった帝位継承権を巡る試練。
 皇子皇女たちにはベースとなる戦艦が与えられ、各自の思想に基づいた改装を命じられる。

「最新鋭の高速艦?  巨大空母?
 バカ言え。そんなの作ったら、最前線へ放り込まれるに決まってるだろ!」

 イラコが選んだのは、武装を全て撤去し、巨大な栽培プラントと甘味製造工場、そしてタバコ生産ラインを備えた戦う気ゼロの超高性能給糧艦――アマテラスだった。

 「これで『役立たず』として後方に左遷してもらえるぞ」――そう確信していたイラコ。

 しかし、叩き上げの傭兵出身である皇帝フリードリヒの評価は、予想の斜め上を突き抜ける!

「これこそ、余の意を汲みし改装よ!」

 まさかの最高評価!
 そして下された命令は――「その艦で、ただちに最前線を支えてこい」。

 安全圏でアイスを食べて暮らしたかったはずの庶子が、その給糧能力を武器に、望まぬまま銀河の英雄へと駆け上がっていく生存戦略SF、開幕!

 ※カクヨム、Nolaノベルにも掲載してます。

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