笑い者になっていた私の前に、戦死扱いだった婚約者が魔王の首を持って帰って来たのですが。

侯爵令嬢セシリーには婚約者のアレクシスという男がいた。
アレクシスは剣術に優れており、魔王軍討伐の戦では常に最前線を駆け抜ける剣士だった。
しかし、そろそろ人類の勝利が確実と謳われていた最終決戦で、アレクシスは魔王や最前線の仲間と共に行方を消してしまう。

それから五年が経ち、アレクシス達は魔王の魔法によって死んだとされた。
そんな中、アレクシスとの婚約を解消できず彼の帰りを待ち続けていたセシリーは周囲の貴族から結婚適齢期を逃した哀れな女だと笑い者にされる。

しかしそんな時だった。

「――魔王討伐軍の最前線部隊が帰還いたしました!!」

そんな報告と共に、魔王の首を持った剣士――アレクシスがセシリーたちの前に現れたのだった。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー