学園で「令息を誑かす」と噂される、元平民の子爵令嬢セレン。
王太子の婚約者オルネリアは、荒れ始めた学園を憂い、噂の真偽を確かめるため彼女と向き合うが――この子、噂とまるで違う子ではなくて?
誤解と悪意に満ちた風評は、オルネリアの導きとセレン自身の努力によって、少しずつ変わり始める。
王太子ラグニール、そして彼の護衛ジリオンもまた、セレンの清廉な心に惹かれていく。
しかし、そんなオルネリアやセレンをよく思わない者も居て――?
悲惨な過去のせいか自己評価の低いセレンと、彼女を背負っていくと決めたオルネリア。主従から始まった絆は、やがて「生」と「愛」を結んでいく。


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