ベアトリスの実家は、婚約者であるステファノの侯爵家に多大な借金をしていた。
そのためいつも頭が上がらず、彼が浮気をしても見て見ぬふりをするしかない。
それが自分の宿命なのだと諦めていた時、ステファノが男爵令嬢クララのティーカップを、故意に割る現場に居合わせる。
クララの親友だったベアトリスは怒りに沸き立ち、その場で怒鳴り合いの喧嘩に発展。そして婚約は破棄されてしまった。
このままでは実家が没落する。ベアトリスは悲嘆に暮れていた。
しかし数週間後、二人の立場は全く逆転していた。
ベアトリスの家にステファノが助けを求めてやって来たのだ。
実はいじめられ、馬鹿にされていたクララは、強大なレヴァント帝国の皇帝の血を引いていた。
ステファノはどうにか穏便に済ませようとするが、全てが手遅れになった後だった。
帝国からの復讐は既に始まっていたのだ。


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