とっくに見捨てていたので、改心なんていりません。

伯爵令嬢のシャーリーは、婚約者のランドルに正論をぶつけた。

魔法学園へと入学し、羽目を外すのは仕方ないが彼は度が過ぎている。授業の出席率も悪く、このままではついて行けなくなってしまう。

お互いが妥協できる点を話し合い、遊びと勉強の両立を、そう訴えた。

しかし、「うらやましいんだろ?」と言われ、あげくシャーリーのことを馬鹿真面目と罵った。

そんな彼に、シャーリーは決意を固める。仲間を募り、更生のための説教と声かけを徹底した。

その甲斐あって、ランドルもろともその友人も全員、派手に羽目を外して退学した。

その後ランドルはシャーリーに謝罪をし、見捨てないでいてくれたシャーリーの愛情がわかったと言ったが――それはまったくの見当違いである。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー