見下していた悪女と平民のせいで落ちぶれる気分はどう?

伯爵令嬢リリアーヌは初恋の相手であり婚約者だったカジミールに婚約破棄を突き付けられる。
彼は浮気相手オフェリーと恋に落ち、婚約破棄の正当性を得る為にリリアーヌへ冤罪を着せた。
そのせいでリリアーヌは婚約破棄と同時に大勢から悪女として睨まれるようになり、社会的立場を失う。

そんな彼女に手を差し伸べたのは王太子ヴァレリアン。
学園の生徒会長でもあった彼は、平民の生徒達の文化祭の出し物を手伝ってやって欲しいとリリアーヌに依頼する。

「舞台に立ってくれ、リリアーヌ・ブロンデル。立場の弱い生徒の為――そして君自身を救う為」

リリアーヌは平民の生徒達と手を組み、婚約破棄に隠された真実を脚本に起こし、舞台で全てを明らかにする事にした。

「どうかもう一度考えて欲しい」
「本当の悪が、一体誰であったのかを!」

リリアーヌの言葉が観客へ届く。
彼女や観客の鋭い視線は――カジミールとオフェリーへ突き刺さるのだった。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー