『好きな人ができた』──で、お祝いは何がお望み?

婚約者の公爵令息から「他に好きな人ができた」と告げられた私、リリアーナ。
「ぜひお幸せに! お祝いには何を贈りましょう?」にこにこと商人に注文を始めたら、彼の顔色がみるみる青ざめた。——なぜなら私、八年間、彼の領地経営を陰で支えていた商業顧問だったのです。
個人名義の登録印も、取引先三十一社との信頼も、全部私のもの。私が去った翌月、公爵領の税収は四割減。あ、お気遣いなく。もう他人ですので。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー