家族のためにすべてを差し出した長女は、婚約者の手を取って家を出る

家族のために働き、学費も時間も夢さえも差し出してきた長女・リディア。けれど返ってくるのは「長女なんだから当然」という言葉だけで、甘やかされる妹ばかりが愛されていた。婚約者アレンだけが彼女の疲れに気づき、静かに手を差し伸べる。そんな中、妹が彼に色目を使ったことで、積み重ねてきた我慢はついに限界を迎える。家を出る決意をした日から、家族の“当たり前”は音を立てて崩れ始めていく――。

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