クランベルン公爵家の令嬢アネットは、十九歳の誕生日を迎えたばかりの頃、余命一年を宣告されてしまう。
それを知った婚約者の王太子エドモンドは、アネットを王太子妃という重責から解放して、せめて残りは自由に生きてほしいと婚約の解消を伝える。
そしてこれまで縛り付けてきた罪悪感から「何でも望みを叶えてやる」と言ってしまう。
十年間、エドモンドの隣に立つためだけに生きてきたアネットは、そこで、とある願いを口にする。
「私、死ぬ前にハーレムを作りたいです!」
そうしてアネットはハーレムの人員を自ら集めはじめ――。


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