地味でつまらないと言われ、婚約者ジェラルドの誕生祝賀会で婚約破棄された侯爵令嬢エレノア。
華やかな令嬢へ乗り換えた彼は、帳簿や出荷記録ばかり気にする彼女を人前で嘲笑います。
けれど、そんなエレノアを昔から「素直で明るく、よく物を見る利発な子だ」と褒めてくれる近所のおじいさんがいました。
婚約破棄の夜、エレノアはそのおじいさんに、婚約中から気になっていたグレイフォード伯爵家の不審な出荷の話を何気なく打ち明けます。
やがて王家の内偵によって、グレイフォード伯爵家が敵国へ武器を横流ししていたことが発覚。
家は取り潰しとなり、エレノアの忠告を無視したジェラルドは、華やかな新しい恋人にもあっさり捨てられてしまいます。
しかも驚いたことに、近所のおじいさんの正体は、身分を隠して民の暮らしを見ていた先王陛下でした。
見る目のない人に捨てられた令嬢は、見る目のある王家に見いだされていき――。
地味でつまらないと笑われた令嬢の、王道ざまぁ逆転劇。


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