婚約破棄された夜、私は隣国の王太子に求婚されました。お断りしましたが。

著者:春樹凜

公爵令嬢のステファニーは、婚約者のエリック第二王子に、男爵令嬢のニーナをいじめたという理由で、証拠もなく公衆の面前で婚約破棄を言い渡された。

もちろんそんな事実はなかったが、ステファニーはそれを受け入れる。

「分かりました。婚約破棄、謹んでお受けいたします」

ところがその直後、隣国の王太子フェリックスが跪いて求婚してきた。

彼は、ステファニーにいつも言ってくれていた。
君は悪くない、自分は君の味方だと。

会場が沸き立つ中、ステファニーは笑顔で答えた。

「お断りします」

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