先祖の罪は、いつまで償えばいいのでしょうか?

著者:有梨束

先祖の罪は、精霊の国を略奪しようとして返り討ちに遭ったことだった。
1人の少女の謝罪により恩情を受けた国は、祈りの乙女を選出して、毎日精霊に祈りを捧げていた。
激しい痛みが伴う祈りに選ばれるのは、いつも孤児ばかり。

今の代の選ばれし祈りの乙女サニヤは、今日が卒業の日だった。

「ねえ、精霊様。先祖の罪って、私たちいつまで償えばいいんでしょうね」
そう声をかけた時、サニヤは思っていもいなかった話を精霊から聞かされるのだった。

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