謝れば、なにをしてもいいんでしょう?

著者:砂礫零

「メイド長は謝ってるのですから、許すべきよ、リアナさん」
「母上の言うとおりだ。寛容も貴族の義務(ノブレス・オブリージュ)だぞ、リアナ」
乙女ゲームのピンク髪ヒロインに転生してしまったリアナは、悪役令嬢からのザマァを避けるため地味に生きてきたのに国王命令で侯爵家に嫁がされてしまう。
血筋大事の侯爵家で待っていたのは、陰湿な嫁いじめ。
メイドたちは仕事をサボり、リアナを蔑ろにする。
なのに義母もマザコン夫のフェリクスも謝られただけでメイドを許し、逆にリアナを責めてくる始末。
「ご実家で貴族の精神を学び直してくれば?(冷笑)」
もう限界。
キレたリアナはついに、隠してきたチート魔力を暴走させた。
瓦礫の山のなか、復讐が始まる。
「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ……謝ったら、なにをしてもいいんでしょう?」

目立たないよう能力を隠してきた侯爵夫人が開きなおって、最後に自分の幸せを掴む話。

©️砂礫零
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