自認悪役令嬢なので自認ヒロインを処しますね

著者:星キノ

 王立セルファ学園には、ひとつ奇妙な噂がまことしやかに囁かれていた。
『卒業式の日、第二王子デニス殿下が婚約者であるハルム・ローグ公爵令嬢を断罪し、真実の愛を見つける――』
 そしてその真実の愛こそが、学園中で聖女のように優しいと評判の少女であり――自称ヒロインであるプリムだ、と。
 だが、それでいい。
 なぜなら私は、自認悪役令嬢だから。

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