記憶喪失になった伯爵令嬢が、強面な婚約者の不器用な溺愛に気づくまで

著者:春樹凜

階段から落ちて頭を打ったことで、記憶を失った伯爵令嬢のテレサ。
目を覚ました彼女の傍らにいたのは、強面で無愛想な婚約者の伯爵家子息のグレイソンだった。
彼は月に一度の面会日しか顔を出さず、会話も一向に弾まない。
そのうえ彼には、テレサ以外に親しくしている女性がいるという。

一方で、記憶喪失になった彼女を心配する幼馴染の騎士リックは、テレサのことを労わり、甘い言葉と贈り物で距離を縮めてくる。

そんなある日、街でグレイソンが、噂の親しい女性と歩く姿を目撃してしまい、テレサは思わずその場から逃げ出してしまうのだが――。

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