「婚約破棄します!」「了解です。次の方どうぞ」

卒業パーティで王太子に婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢マグダレーナ。彼女は涙ひとつ流さず、懐から名簿を取り出した。「では次の方、お願いします」――実はマグダレーナ、半年前から正式に求婚状を送ってきた他国の王子・公爵たちを「婚約者がいるので」と断り続けていた。「あなたが王太子だから断っていただけです。フリーになったので、順番にお会いしますね♪」凍りつく王太子の前に、外国の馬車が次々と王宮へ乗り付ける。

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