婚約破棄の現場に居合わせたモブ令嬢ですが、その証言ひとつで王子の人生が終わりました

著者:あうまる

王立学園の卒業記念舞踏会。
会場の隅で蜂蜜菓子を食べていた地味な子爵令嬢イルマは、第一王子エドガルドによる公爵令嬢クラリッサへの婚約破棄宣言に居合わせる。

王子は男爵令嬢メリナを庇い、クラリッサが彼女をいじめ、階段から突き落とし、奨学金の不正にまで関わったと断罪する。
そして証人として指名されたのは、目立たず逆らえないと思われていたイルマだった。

しかしイルマは、王子たちの期待とは違い、見たままの事実だけを淡々と証言する。
メリナの自作自演、側近による帳簿改竄、王子自身の不正への関与。
その証言と証拠により、断罪劇は一転して王子たちの破滅の場となる。

ただのモブ令嬢だと思われていたイルマの正体は、王立法務院の書記見習い。
彼女の正確すぎる証言ひとつで、第一王子の王位継承権は失われ、男爵令嬢の家も没落する。

目立ちたくなかっただけの令嬢が、ただ本当のことを言っただけで王子の人生を終わらせてしまう、婚約破棄ざまぁ短編。

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