精霊巫女リーゼロッテは、10年に渡りエルメンライヒ王国の四大精霊と交わり、国土の豊穣と加護をもたらしてきた。
ある日、聖女を自称するクララ嬢を娶った王太子殿下は、玉座の間でこう仰せになった。
「精霊巫女など、もはや不要だ。其方の信仰は、迷信に過ぎぬ」
リーゼロッテは深く礼をして、ただ一つだけお願い申し上げた。
「最後に、精霊様方にお別れのご挨拶をさせていただけませんでしょうか」
──そうして、4大精霊は彼女と共に、この国を去ったのです。
精霊巫女など要らぬと追放されたので、精霊様方も連れて出ていきます
小説家になろう
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません


レビュー