我儘で好きな人を手に入れたら、待っていたのは白い結婚でした

幼い頃からずっと、公爵家の令息アルフレッドを慕っていた王女ユージェニー。
アルフレッドと結婚したいという願いは叶い、ユージェニーは幸せの絶頂にいた。
しかし初夜、青ざめたアルフレッドの姿を見て、ユージェニーは思い知ってしまう。

――本当は、彼はこの結婚を望んでいなかったんだわ。

傷つきながらも、自ら寝室を分けることを提案したユージェニー。
それからのアルフレッドは、完璧な夫として、どこか痛々しいほどユージェニーに尽くし続けた。
けれど二人の距離は縮まらない。薄氷の上を歩くような毎日だった。

ついに限界を迎え、里帰り先で涙をこぼしたユージェニー。
溺愛する妹の涙を見た兄姉は「離婚も視野に」とアルフレッドをきつく問い詰める。
そこで明かされた、アルフレッドの事情とは――?

すれ違った二人が、もう一度夫婦として向き合っていく、再生の物語。

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