「もし私が首席で入学できたら──いままでの私への発言や態度すべてひっくるめて謝罪していただきます」
ルルリ・アイスフィアは前世を思いだした。
ここは恋愛ファンタジーゲームの世界。そしてルルリが転生したのはだれからも愛されるヒロインのモモラではなく、その地味で冴えない妹のほうだということを。
この世界の中心は姉のモモラであってルルリじゃない。両親も、華やかな貴族たちも、みんな姉しか見ていない。
──ならいっそ、家をでて錬金術を極めてやる!
ルルリを虐げる両親に啖呵を切り、彼女はアカデミーの入試に向けて必死に独学で勉強する。
ルルリの努力は晴れて実を結んだが、それを認められない両親は「そんなことありえない、不正でもしたんだろう」と彼女を頭ごなしに否定してきて……
主人公の努力>姉妹愛>スカッと(微ざまぁ)くらいの配分です。


レビュー