使用人かく語りき

著者:結城暁

表情筋が仕事を放棄しているためにまったく無表情のバルバラは変わった決まりのある王宮の使用人をしている。『王族の前では無表情でいること』それが王宮の決まりだった。それを破れば即異動しなくてはならない。そのおかげで第三王子のヘルムート付きの使用人を続けられているバルバラは密かに思いを寄せるヘルムートが結婚するその日まで使用人を続けるつもりだった。

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