アシュリーの婚約者のデイルは、家柄も良く気も優しいので、婚約者としては申し分のない男だ。
――だが、唯一の懸念は、何かにつけて話題に上がる『病弱な幼馴染』の存在だった。
デイルはその病弱な幼馴染と、浮気をしているのではないか……?
そう疑ったアシュリーは、デイルが幼馴染と2人で会っていると思われる現場に突撃した――。
「ごきげんよう!」
大きな声で挨拶をするアシュリー。
すると――。
「あらぁ、可愛いお嬢さんじゃなぁい」
「アハ! でも、ボクのほうが可愛いけどね~」
「部屋を間違えてるんじゃねえか、お嬢ちゃん? オレが案内してやろうか?」
「――!?!?」
そこには3人の、見目麗しい美女がテーブルを囲んで、お茶を飲んでいたのである。
1人はおっとりした雰囲気が大人の色気を醸し出している、おねえさん風の美女。
1人は小さな身体と溌剌とした笑顔が眩しい、ボーイッシュ風ボクっ娘美女。
そしてもう1人は、鋭い目つきと低音のハスキーボイスがゾクゾクする、イケメン風オレっ娘美女だ。
だが、どこにもデイルの姿は見えない
果たしてこの中の誰が、『病弱な幼馴染』なのだろうか……!?
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