婚約破棄後のカーテシーを誰も見ない

進んだ国家に生まれ変わらんとしていたバマス連邦の酋長の娘カノンは、南の先進国ヨーリース王国第一王子デミアンと婚約していた。蛮族の娘と蔑まれながらも耐えていたが、夜会の席でデミアンは傲慢にも婚約破棄を宣言した。国家間の条約すら踏みにじる侮蔑が、カノンの左手首で魔力を抑えていた『友好の証』を砕く。解放されたのは『バマスの赤き烈風』の正体だった。

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