愛されていたはずでした

著者:

「婚約を、解消してください」

子爵令嬢アンネリーゼは、二年間連れ添った婚約者ダミアンへそう告げた。
誠実で優しく、誰もが羨むような婚約者。
実際に彼はアンネを大切にしていた。
けれど気付けばアンネは、自分の好きなものも、やりたいことも分からなくなっていた。
これは「愛されているのに苦しい」という、少し息苦しいすれ違いのお話。

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