婚約者が闇落ち寸前なので、世界を滅ぼす前に寝かせます

著者:春樹凜

王国の筆頭魔導士ノエル・アースライトが、闇落ち寸前となり、王都を滅ぼしかける。

黒い瘴気をまとい、崩壊しかけた研究室の中心で宙に浮かぶ彼は、血走った瞳で虚空を見つめながら呟いた。

「こんな世界など、僕の業火で灰にしてしまおうか……」

人々が世界の滅亡がやってきたと震える中、婚約者アニータだけは臆さず、ノエルへと近づく。

周囲が止める中、アニータは冷静に言った。

「ちょっと、婚約者を寝かしつけてきます」

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー