「昔の君の方が好きだった」と言われたので婚約を解消しました

十八歳の誕生日。

婚約者から贈られたのは、苦手だと何度も伝えていたブラックチェリーのケーキでした。

その日から、伯爵令嬢シャルロットは気づき始めます。

――この人は、本当に私を見てくれているのだろうか、と。

そして一年後。

「昔のお前の方が好きだった」

その言葉をきっかけに、彼女は初恋との別れを選びました。

初恋を終えた彼女が出会ったのは、好きな花も、好きなお菓子も覚えていてくれる青年。

これは、今の自分を見てくれる人と幸せになるまでの物語。

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