石田三成、職務放棄します

著者:奈羅

石田三成失脚のきっかけとして知られる
『七将襲撃事件』

もしも、あの時。

石田三成の中で何かが切れていたら――。

「もう知らん。」

天下も、豊臣家の行く末も、どうでもいい。

考えて、考えて、考え抜いた結果。

どうやら皆、自分の失脚を望んでいるらしい。

だったら望み通り退いてやる。

俺は寝る!

そして佐和山へ帰った三成は、薬草を育て、猪を追いかけ、昼寝を満喫することに。

一方その頃。

大坂城では――

「治部がおらんと政務が回らん!」

豊臣家、まさかの大混乱。

これは、義の男が匙を投げたことで始まる、ちょっと平和な歴史IF。

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