【書籍化進行中】お嬢様が殿下に断罪されるですって!? ぶっ殺してやりますわああああああああああああああああ!!!!

「お嬢様が殿下に断罪されるですって!? ぶっ殺してやりますわああああああああああああああああ!!!!」

公爵令嬢エレノアに仕える侍女マリベルは、主が王宮夜会でアルベルト殿下に断罪されるという噂を聞き、黒塗りの鉄扇を手に王城へ向かった。

理由は、男爵令嬢を虐げたから。

しかし、証拠はない。
確認もない。
あるのは、殿下が鵜呑みにした涙ながらの噂だけ。

ならば仕方ない。

お嬢様を泣かせる前に、殿下に事実確認をしていただきましょう。

立ちはだかる王城兵。
放たれる矢。
異国製の雷鳴銃。
最後の手段として投げ込まれる対魔獣用の爆裂玉。

だが、マリベルは止まらない。

鉄扇一本で矢を弾き、兵を正座させ、王城の防衛線を礼儀正しく突破する。

これは、愛するお嬢様を守るためなら王城くらい正座させる、忠誠心限界突破の侍女無双コメディ。

武器は忠誠心。
防具はエプロン。
必殺技は、完璧な礼儀作法。

公爵令嬢を断罪したいなら、まずはその侍女を止めてからにしてください。

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