『婚約はオーダーミス』と酔い潰れた令嬢へ、オレから特大のメインディッシュを

「ねえジョン。婚約って、料理屋でオーダー入れた状態に似てない?」
酒場でたまたまジョンと相席したアンナ・ペイトン男爵令嬢はそう自嘲した。アンナは婚約がなかったことにされ、居場所を失ってしまったのだ。そんな彼女を介抱する男ジョンもまた、ある悩みを抱えていた。実はジョン大貴族の当主であるのだが、領地の過酷さゆえに令嬢達に敬遠され、結婚が決まらないのだ。

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